加齢によるシミ、しわ、たるみを改善、透明感のある美肌のために。
ピーリングの歴史
ピーリングの歴史は古く、古代エジプトのクレオパトラがサワーミルクを使用し入浴していたという話や中性ヨーロッパの貴族が古いワインを皮膚に塗っていたという話があります。これらは、サワーミルクの乳酸、ワインの酒石酸を利用したピーリングといえます。治療目的のピーリングは、ドイツの皮膚科医P.D.ウンナが1882年にサリチル酸やフェノール、レソルシン、トリクロール酢酸、(TCA)を用いて行ったことが始まりといわれています。これらのピーリングは一般的にケミカルピーリングと呼ばれています。皮膚に化学物質を塗布することで、表皮または真皮を剥離させ、皮膚再生する自然治療過程を利用した美容法です。
セルールボーテSF AHAハーバルピーリング
セルールボーテSF AHAハーバルピーリングシステムは、現在国内で行われているピーリングの主流であるAHA(アルファハイドロキシ酸)を用いたケミカルピーリングの一種です。AHAを用いたピーリングは、1990年代に入ってから広く知られるようになり、日本では1994年にAHAピーリング剤の輸入許可が厚生省から下り、治療にとりいれられるようになりました。しかし、副作用を全くおこさないわけではないためエステサロンや医療機関でもトラブルになっているケースもあります。セルールボーテSF AHAハーバルピーリングシステムは、ケミカルピーリングが当初医療で活用されてきたことを考慮した上でエステサロンでも極力安全に行えるケミカルピーリングをめざして開発&完成された製品となっております。しかしながら、施術前の皮膚の観察を怠ったり、逸脱した方法で施術を行うことにより肌トラブルを招くことがあるため、導入には講習が必須となります。
ピーリング剤に使用される酸の種類
ケミカルピーリングで使われる酸は、数種類存在しています。欧米諸国では、フェノールなど強い酸が使われることもありますが、強い酸は皮膚の真皮を火傷のような状態にし、皮膚を一時的に剥離してから新しい皮膚をつくるという非常に刺激の強いものです。日本人の角質層は他の人種に比べて薄いことが知られていますので、日本人にとっては適した酸とはいえません。日本では、日本人の肌に適した3種類の酸が主に使われています。
セルールボーテで使用されているピーリング剤
①AHA(アルファヒドロキシ酸)
フルーツ酸とよばれる植物由来などの酸です。比較的刺激が少なく日本人の肌に適していることから、エステサロンやクリニックのケミカルピーリングに使われています。
[主なAHA]
・グリコール酸(サトウキビ、パイナップルなど)・乳酸(サワーミルク、ヨーグルトなど)・クエン酸(酒石酸、リンゴ酸、柑橘類)
[お肌の悩み]
・ニキビ・毛穴の黒ずみ・シミ・くすみ・小じわなど多くの肌トラブルに。
②BHA(サリチル酸)
ベータヒドロキシ酸とよばれる酸す。AHAより多少刺激が強いため、化粧品や医薬部外品において配合上限が0.2%と定められているため医療機関にて使用されています。
[お肌の悩み]
・シミ・ニキビ・毛穴の開きなど
③TCA(トリクロール酢酸)
強い腐食性のある強酸性の酸です。非常に刺激が強く、その分ピーリング効果が高いのですが、ダウンタイムが必要となります。
セルールボーテ ピーリングの働き
古い角質の除去
セルールボーテのピーリングは、本来剥がれ落ちていなければならない幾重にも重なった古い角質を、酸の力で剥離していくトリートメントです。一般的に20才を境にターンオーバーの周期が正常な28日程度から周期が長くなります。ターンオーバーが乱れた肌は、古い角質が残り乾燥した状態の肌になります。肌の表面はざらざらでかさかさ、外部からの刺激を受けやすく、肌内部の水分は蒸発しやすいはだ状態に。見た目が悪くなるのはもちろんのこと、肌の老化も進行しやすい状態に。この状態を大きく改善するのがセルールボーテのピーリングです。グリコール酸と乳酸をブレンドしたピーリング剤が古い角質同士の接着を緩めて除去します。その後、規則的に配列された角質層が水分をしっかり保持し、若々しいなめらかな肌へと導きます。
皮膚の再生
セルールボーテのピーリングは、フルーツ酸のなかでも分子量の小さいグリコール酸と乳酸をブレンドしています。分子量が小さいため、皮膚へ浸透しやすいピーリング剤です。ピーリングを行うと皮膚の表面が剥がれ、軽いけがをしたときのような状態になります。人間のからだには、元に戻そうとする自然治癒力「ホメオスタシス(恒常性」が備わっています。この『創傷治癒』の効果を応用し、皮膚の再生を促すことで、小じわなどのトラブルの改善に効果が期待できるといわれています。
ニキビの改善
毛穴から皮脂の排出ができず溜まってしまい、それが原因となって皮膚が炎症をおこし、ニキビができる場合があります。その場合は、毛穴の詰まりの改善を目的としてピーリングを行うことで、ニキビ改善に期待ができるといわれています。
しみの改善
古い角質を取り除き、ターンオーバーを改善するピーリングを繰り返すことで、シミが新たにできることを防いだり、すでにできているシミを少しづつ薄くする効果が期待できます。しかし、肌の深い部分にあるシミへの効果は限定的です。美白効果の高い成分を含んだ美容液やクリームなどの併用が大切になります。
ピーリングのメリット
・肌の透明感アップ
・しみの改善
・にきびの改善
・小じわの改善
・乾燥肌の改善
・美容成分の浸透力アップ
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