おうちでカンタン腸内洗浄
女性に便秘が多い理由
★身体的要因
男性に比べると、女性は腹筋が弱いため、大腸が便を送り出す力が弱い。
★精神的要因
女性は忙しさや人前での恥ずかしさのためにトイレを我慢することも多く、旅行など環境の変化によるストレスの影響も受けやすい。
★無理なダイエット
食事量を減らすことは食物繊維や水分、脂肪分を減らすことになるので、蠕動運動などにも影響が及び、便が硬く、排出されにくくなる。
★ホルモン作用
女性ホルモンの一つである「黄体ホルモン」がからだに水分や塩分を溜めこむように指示を出し、大腸の腸壁から便の水分が吸収されて便が硬くなる。また、「黄体ホルモン」は妊娠したときに、流産しないように子宮筋の収縮を抑制する働きもあり、それが腸にも影響して蠕動運動を低下させる。特に「黄体ホルモン」が多く分泌される月経前や妊娠初期には便秘になりやすい。
便秘の種類
★弛緩性便秘
腸管の緊張が緩んでしまい、蠕動運動が十分おこなわれないため、大腸内に便が長くとどまり、水分が過剰に吸収されて硬くなるタイプ。便秘のの中でも頻度が高く、女性や高齢者に多い。おなかが張る。残便感、食欲低下、肩こり、肌荒れ、イライラなどの症状もおこる。運動不足、水分不足、食物繊維不足、腹筋力の低下、極端なダイエットなどが誘因に。
★痙攣性便秘・・・大腸の過緊張
副交感神経の過度の興奮によって腸管が緊張しすぎてしまい、便がうまく運ばれずに、ウサギの糞のようなコロコロとした便になるタイプ。食後に下腹部痛、残便感など症状があることも。また便秘と下痢を交互に繰り返すことも多い。精神的ストレス、環境の変化、過敏性腸症候群などが誘因に。
★直腸性便秘・・・直腸に便が停滞
便が直腸に達しても排便反射が起こらず、直腸に便が停滞してうまく排便できなくなるタイプ。高齢者や寝たきりの人の他、痔や恥ずかしさなどにより排便を我慢する習慣がある人に多い。
腸は「第2の脳
そもそも腸は、一番大きな臓器です。個人差はありますが、小腸の長さは6~7m。
からだの中で最初にできるのも腸。進化の過程では、肝臓、膵臓、肺などは腸から
できたといわれ、脳からの指示がなくても内臓を働かせることができ、たとえ脳が
死んでしまっても、からだを維持するために腸はギリギリまで動いています。
腸は内臓の司令塔といわれています。しかも、脳は鈍感だったり嘘をついたりす
るので、腸が先回りして反応します。ストレスがかかると、脳で自覚する前に
胃腸がおかしくなるケースがあります。からだの中で最後に活動を終えるのも腸
です。亡くなった時間は腸内温度で調べたりするほどです。そして、そういうこ
との諸々から、腸は「第2の腸」といわれ実際それだけの働きをしているのです
。
腸はHAPPYをつくる?
腸がしてくれる素敵なこと♡♡♡
1.幸せを感じさせるセロトニンをつくる
不安や怒りなどを感じたときに放出されると、ネガティブな感情を抑え、普段か
らセロトニンが適切に出ていると幸せな気分を保てるということから「ハッピー
ホルモン」とまで』いわれるセロトニン。腸はこのセロトニン製造機です。脳内物質
とも言われていますが、実は腸で90%が生み出されています。だから、ストレスなどで
腸の働きが落ちるとセロトニンの分泌が減って心もパッとしなくなるのです。
2.健康を支える免疫機能を整える
人間の体がもつ免疫細胞の70%以上が腸にあります。腸内細菌は600~1000兆個もあるといわれていて、それぞれが協奏曲を奏でるようにバランスよく関係し、からだを支え守っています。腸が不調になると腸内細菌のお花畑『腸内フローラ』も壊れてしまいからだのあちこちで問題発生します。
負のスパイラル
老廃物
蓄積
腸機能
乱れ